年末からクライミングや登山の事故が続いた。
そして、今年に入り、スノーボードとスキーの衝突事故で小学生(女子)と大人(男)の衝突事故で
小学生側が死亡、大人側も首を骨折して手足のまひを起こしているという。
また、別途コース外滑走の上、木に衝突死した事故もあったという。
こういう事故があるたびに、自己責任、禁止、などの声が上がる。
個人的に思うが、自己責任として自分たちの責任を放棄することや、
禁止することに対して、その分野の開拓が遅れることが懸念され、
可能な限り、この鵜ような状況でどうしたら回避できるか、
積極的にその状況に入り込む場合、何に気を付けるべきかを、
まとめてルール化などして、教育していくことの方が重要かとは思う。
クライミングの事故後の対応もそうだが、予防、フォローに関する講習、
そうならずに上を目指す教育機関の設置と広報、
スキー・スノーボードも両社混在や、複雑化する混合の場での振る舞い、など、
小学生と大人のスキー・ボード衝突事故に関しては、大人が悪いとか、
アルペン競技を行っていた上級者のはずの小学生が
衝突してきた⇒悪い…とか、多くの議論が出てきてはいたが…..
この点に思うのが、安全に関する意識と、”心”じゃないかと。
心無くして、技術ばかりを求めた結果、下劣なものになってしまう、
高度な技術を求めるに際して、人の心も整え、心技体それぞれをバランスよく向上する必要がある。
そんな気がします。