SCUBAPRO のレギュレータでのフラッグシップ機としてはバランスピストン方式のMK25が有名。
もちろん私も使っているし、テクニカルダイバーとしてはapeksと並んでSCUBAPROが多く使われている。
構造上テクニカルダイビングのコンフィグに優れているからだ。apeksでも細工をしないといけない部分もあるのに。
世にあるレギューレータの多くはバランスダイアフラム型に移行してきている。
で、この度SCUBAPROから ダイアフラム型のMK19 が出る事になった。
ちなみにピストンのMK25 はこんな感じ。
ピストンは横の穴からレギュレータ内部に水が入り水圧とピストンの力の拮抗でレギュレータ内の圧力を制御し、水圧の変化に対応し安定したガスを供給するように作られている。そのため穴が空いているわけなのだが、
ダイアフラムは文字通り「ダイアフラム」での水圧でレギュレータ内部のエリア(チャンバー)の圧力によりガス供給をするため、穴はない。
水圧に対するガス圧の調整方式が異なるわけだが、ダイアフラムは内部に水が入りづらい構造になっているのに対し、ピストンはピストンばねのところまで水がくる、一方、ダイアフラムはダイアフラムの張りによりパフォーマンスが委ねられる一方、ピストンは金属製の強いバネで支えているのでへたることがあまりない。
それぞれのメリットがあったりするわけで、どちらも試してみたくてあえてMK19 を2つ揃えた。
二つ揃えたのはテクニカルダイビングとして使うため。サイドマウントでもバックマウントでも。
で合わせてセカンドステージは D420 とこれまた珍しいものを手に入れた。
でこれなのだが、左右のホース出しの変更が簡単にできる。内部を開かなくても、脇のカバーを外し取り替えるだけ。
今時左右ホース出しを変更できるセカンドステージが実は減ってきている。左出しを使わなくてもコンフィグレーションでカバーできるが、敢えて左右対称なコンフィグレーションを採用している私としては、この左右出しはありがたい。
なお、今までSPROで使ってきた、G260 も左右出しができるが、内部を分解しないと….ではある。
でMK19 とD420 のセットはこんな感じ。
ちなみに、MK25 と G260のセット
D420 は過去にこの前形であるD400を私が使っていたのもあって、形が酷似しているため欲しくなった次第。
ただし、D400 はホースは左出しはできない。