去年はコロナ禍で8月にずれ込んだマリンダイビングフェアですが今年は通常の4月第一週として4.2〜4.4 で開催されました。
とは言いつつ、このコロナ禍のため海外からの招待などもできない為か規模はぐんと小さくなってしまいまして、いわゆるテクニカルダイビング系のものはほとんどなかったように思えます。
で最近ハマっている「水中撮影」機材の方で FishEye さんが Nauticam ハウジングの展示をしているとのことで早速拝見しに行きました。
でまず目に飛び込んだのは、開発中となっていた SONY ミラーレス一眼のフラッグシップ機
α1
のハウジング!
早々出てました!
大きさは私の持っているSONY α7SⅢとさほど変わらないです。
ただ、カメラは現在ソニーストアさんで、880,000円もするので、恐ろしい金額になります。
こちらは裏から見たところ。ほぼ同じような操作系。まあαシリーズはほとんど同じですね。
これは上から見たところ。ボタンをカメラ本体に合わせているわけですね。
SONY α1 は
5010万画素、ISO3200, 8K 30fps動画機能、30コマ/sec の連写機能
とフラッグシップと言われるような、バケモノカメラになっています。価格もですが…w
ただし、動画に関しては8Kまで撮れる(5010万画素もあるので)わけですが熱停止問題がいろいろあるようで、α7SⅢに比べて長時間動画撮影は厳しいようです。
液晶モニターがチルト式になっていますが、陸上撮影であればこれを浮かせることによって放熱効果が上がり1H以上の撮影もできるようですが、ハウジングに入れる際Nauticamの場合は液晶モニタを抑える形になってしまっているのでその方法は取れない。まあ水中での撮影なのでハウジングのボディ放熱がどこまで影響があるか?というのは検証していないのでちょっとわからないですが….
4Kの撮影をするにしても、5010万画素でとった8Kの動画を加工して4Kに落として保存していく、というのを撮影時に随時行う手前、α7SⅢより多く発熱することは否めない。写真撮影に関しての高画素化の恩恵はあるものの動画撮影と感度性能はα7SⅢにはちょっと及ばない気がします。
でお次は、
CANON EOS R6
こちらはワイドコンバージョンドームレンズを取り付けているので本体が隠れてしまっていますね….w
このコンバージョンレンズ、ボディが太くなっているのはフロートだそうで、ボディ自体は金属製で重いのです。
なお、私のレンズはポートになっていてボディがプラスチックのため軽すぎてハウジングとカメラだけだとプラス浮力にすらなります。
こちら後ろから見たところです。SONY α系とほぼ同じ感じですね。
CANON EOS R6 のスペックは
2010万画素、ISO感度102,400、 4K 60fps の動画撮影、20コマ/secの連写機能
とSONY α7SⅢに匹敵する高感度性能ですが、動画に関しては4K 60fpsまでであり、また熱停止が起きるとの話もあり、30分までの動画撮影制限があるようです。
(SONY α7SⅢは 4K 120fpsで数時間の動画連続撮影が可能)
画素数は高画素機としての2,000万画素越えはしているので必要十分かと。
(切り取り加工を前提にする人は解像度が重要かもしれませんが…..)
最後に紹介するのは SONY のフルサイズミラーレス一眼で最小の
SONY α7C
2420マン画素、ISO 51,200、4K 30fps, 10コマ/sec 連写
と言った感じで、標準的な高画質フルサイズミラーレスの代表作。
ひとまわり小さいですね。写真メインに動画もちょこっと撮るケースならこれがベストかもしれないです。
上から見てもコンパクトですね。無論コンデジよりは大きいですがAPS-C機に匹敵するサイズです。
後ろから見たところ。
モニターはちょっと左寄りでファインダーも左ですね。
フルサイズミラーレス一眼の水中ハウジング、バンバン出てまいりました。
値段はそこそこしますが、最近ミラーレス一眼カメラの本体自体が高機能化して
いろいろ選択肢の幅が広まっています。
残念ながらハウジングの日本メーカーのほとんどは撤退してしまっているのですが
ドイツのNauticam はリリースが早いですね。
SONY系のハウジングは新製品に反応してどんどん出てきます。