真夏になり海、川、山のレジャーが活発になるに伴い、
事故の報告もちらほら出てきています。
ダイビングに関しては
川では
他、
他にもいろいろと….
今年はGW近辺でテクニカルダイバー(CCR)での重度減圧症の事故、
および、死亡事故の2件、当事者知り合いとして報告も受けている。
他にも、作業潜水士の減圧症で血栓による内蔵下部の壊死による死亡例も聞くに及んでいる。
それぞれにそれぞれの事故原因があり、異なる障害が起こっていて
すべて同じとみることはできないのだが、
なぜ事故が起きたのか、原因や対処方法があったのか、防げる方法は?
などの考察が一つも出ていないのが気にかかる。
他のレジャーであると、原因があり、その原因を起こさなくする、起きても無効化するための
回避策、対応策などが打ち出され、次に同様なことが起きないように取り組む姿勢が
業界にあるような気がしているが、こと潜水業界に関してはその意識が非常に薄い気がしてならない。
テクニカルダイバーによる事故に関しても、
「正しく潜っていたのに、なることもある、アンラッキーだ」
⇒ 正しいって何?何をもって正しいとした?本当に正しかったのか?
もしそれで事故が起きたというのであれば、今まで正しかったと思っていたことは正しくなかったからなのではないのか?
改める点は一つもないのか?
「事故ダイバー自身のスキルが未熟でなるべくしてなったものだ」
⇒ ではスキルのない人間になぜそのような目的、行為を行わせたのか?
その行為を行わせないような団体、チームでの仕組み、チェックなど名は買ったのか?
未熟だとわかっていたのであれば、バディやチーム全体で補間して防ぐなどの対応処置を行わなかったのはなぜ?
「そもそもやり方が間違っていた」
⇒ では正しい方法を啓蒙、実践する体制をなぜ業界側は講じない?
などなど、個人的に歯がゆい点が浮いてきていら立つことが多い。