SF2 Sidemount CCR の Configurationを煮詰めるべく活動を続けてきましたが、
昨年出たDiveSoft DSV for Sidemount SF2, と2020年版 新DSV が出て、
標準のDSVと合わせて現在3種類のバリエーションができた。
Configuration Pattern としてはこれらに標準のOxygen MAVのみのMid Part,
Oxygen MAVに加えDulient MAVも加わった2020年版 新Mid part,
及、
Mini Bottle AttachmentによるOxygen bottle mount Styleと
No mount Style の2種類、
Shearwater NERD2 の取り付け、
BCとして、左右対称型に優れたRazor Sidemount System,
左右非対称にも対応でき対応幅の広いToddy-Style Sidemount System.
この組み合わせにより環境に応じたいろんなパターンにトランスフォームできる
形を取ることに成功している。
とりあえず、第一弾として
Sidemount DSV は次の3つに落ち着いた。
標準(左), DiveSoft製 with NERD2(中央), 2020版 with NERD2(右)
DiveSoft製のものはNERD2をつけるのに専用のアタッチメントが同社から出ており
それを追加。
2020版は、Shearwater NERD2付属のアタッチメントで装着可能。
それぞれ使用してみてどれも特徴があって有用、状況、環境に応じて使い分けるものとしようかなと。
タンクやユニットを前に出したりすることにより、リストにつけたコントローラー表示のPO2がブラインド状態(視界から外れる)ことに対応するため、
サイドマウント・リブリーザーこそ、HUDが必要かと思います。
適したLED HUDがないため、NERD2にしたが結構使えました。
サイドにマウントしかせず、ユニットもタンクもサイドから動かさないようなDiveしかしない、できる技量もない人には必要ない代物かとは思いますが….
なんでもユニットを移動するなんて危ないからするべきではないとか、言っている人もいるようですが、単に技量不足なんじゃないかとは思いますね。
なんでもそうですけど、できる人は注意してすればいい。
それを言ったら、Cave DivingでCCRを使うのは危険だ、と言っていた某指導団体と同じだし(その指導団体は、現在Cave でCCRを使用するコースまで作っている。)
もっと言ったら、Cave Diving 自体は危険なのでやめましょう、ってことと同意なんじゃないですかね?
やらなければ事故は0ですから。
サイドマウント・リブリーザー自体も、
「あんなの飾りだ、格好付でしかない、実用じゃない」
などと言ってた人もいましたが、使う人は使っていて、
タイでの洞窟閉じ込め事故の救出などのようなシビアな環境でも使用している人もいる事実はあり、それ相応の方法論が存在する。
もっと言ったら、サイドマウントの創世記もあんなのは格好だけだと否定し、(バックマウント)ダブルタンクを使うのがスタンダードでそれ以外は邪道!みたいなことを言っていた3年後、メキシコのセノーテでは半数以上がサイドマウント・ダイバーとなり、今ではバックマウント・ダブルタンクの方が少数派のエリアってぐらいになっている。
なんでも新しい物は否定されがちだが、一方それを使いこなすことで一歩先に行くんじゃないでしょうかね?
なお、私自身、色々否定された事が多かったですが、大体3年後ぐらいには概ね話がひっくり返ってたりする事多いです。私からしたら、「それ言った事ではない!」なんですがね….(否定してた連中には謝罪して欲しい物だ。)
ということで、Afghan Family Station ではこの3パターンを随時使い分けて行こうかなと思っています。