SF2 SM (2015.4) を購入したところ、Diluent Gas, Oxygen Gas ともに中圧ホース接続は、以下のものが付属としてついてきた。
で、これよく見ると、Parker と記載してある…..
で、これの追加注文を最近したのだが、のちに、SF2 BM を2017 年に購入した際、ついてきたコネクターが、以下のものになっていた。
メス側にはLock機構が追加され、オス側は一方通行のもの(上)、両方向のモノ(下) という構成になった。オス側がかなり簡素化されている。
理由は、どうやら、前のConnectorでは、
- 外れやすい
2.故障しやすい
3. 高価
との理由だそうだが、一番は3. 高価 だから が妥当な気がする。
個人的には、Backmount の場合、オフボードガスコネクション以外の接続コネクション自体要るのか?という疑問がぬぐえない。Dive中にコネクションを外したり、付けたりする必要性がないのに、「外れやすい」って??? ロック機構を付けるというよりもう、コネクションなしでつなげてしまえばいいのに….
オフボード(外部)接続)の場合、一方通行のオスを使うようだが、
Dive 中、Lock までするのだろうか?
手元の見えるところなので外れればすぐにわかる代物なんで、Lock 自体必要なのか?と個人的には疑問。
こと、サイドマウントはすべてのコネクションを外したり、付け替えたりすることがメリットで、これも手元で見えるものなので、Backmount のように後ろで目も手も届かないものが外れるのは困るのでLock がかかるのはいいのだが….
うーむ….
現在、SF2 SM(Sidemount)を買っても、このLock 付のコネクターになるそうだ。
オス側は一方方向弁で、接続時の水が入るのを防ぐようにしているそうだが、
一方方向故に、以前QCシリーズで行っていたように、酸素側/Diluent側でオス/メスを逆にして誤接続を防ぐ、という方法が取れず、酸素側にマーキングをして対応する、というのが、メーカーコンセプトのようだ。
ブラインドの時、どうするんだろう?
で、以前のQCが欲しくて別のルートから手配したら届いたのがこれだった
ん?なんかちょっと違う….いや、大きい……メス側の接続口も違う…..
内情はこうだ。Swagelok QCシリーズ(QC4, QC6) は高価らしく、Paker 製のコピー商品を取り扱ったという経緯がScuba Force にあったらしい。
その後、さらに安価なConnection に替えたとのこと。
いや、換えるのは良いけれども、互換性のないものを黙ってこっそり変えていくのはどうかと思うのだが、それがメーカーコンセプト?
Swagelok コネクターは接続時に中圧ガスが噴出し、内部に水が入るのを防ぐ機構が付いている分だけ複雑な構造をとっている。このためちょっと高価と思われる。メインタンク接続も手元が見える位置で随時付け替えられるようにする戦略もあると思うので、このコネクションの方がよいのでは?と個人的に思う。
(Backmount に関しては、ロック機能付きのものでしょっちゅう外すこともないのでいいのかもしれないが….)
どちらのコネクションがいいか、メーカーの押し付けでなく、選べるようにしてもらいたい、販売停止されて正直こまった。今までのパーツが使えなくなるし….
とのことで、Scuba Force さんのコネクターの変遷
なお、Inspiration CCR を製造している AP社 もガスコネクションシステムを販売している。
ちょっと大きいですね。これ、結構詰まりやすいって評判もあったり….(私も詰まりました….メンテナンスに気を遣います。)
rEvoⅢのオフボードガスコネクションは、BCパワーインフレーターで接続するものと互換のものになっている。
このガスコネクションは、ガス流入が小さいらしく、そのためHigh Flow なコネクションが求められたようだ。いろいろ融通は利くんですけどね。オフボードにつなぐものは基本オートではなくマニュアルものなので低流入でもいいとの判断だろう。
リブリーザーを使うと、いろいろメーカーの思惑に振り回されたりするんですよね…..ここ、統一してほしい。統一ができないのなら、ユーザー側にコネクションを選べるような状況にしてほしい。
状況に応じて必要なツールを選んで対応する、というのもテクニカルダイバーの必要事項だと思うので。