今まで使ってきた DUI のドライスーツ・インナーがやれて来た。特にチャックが欠けてきてしょっちゅう外れる。”つなぎ”なのでちょっとまずい。
とたまたま、登山・クライミング用品店で有名な「カラファテ」(目白)で恒例のガレッジセールをやるとのことで、ちょっと覗いてみたら、ドライスーツのインナーになりそうなものがあったので買ってみた。
まず、最初に目についたのがこれ。
Mountain Hard Wear という結構著名なメーカーのポリエステル パンツ。
ドライスーツのインナーとしては、綿やヒートテックのような「水分を吸収する素材」は不向きなのは知っている。知っている人も多いと思うが、湿気が発生するような密閉空間で比熱の高い水分を吸収する素材は、最初は暖かくても水分を吸収し始めると素材自体が冷えてくるからだ。
ヒートテックが暖かいのは、着始めと、運動などをしないことによる発汗が全くない、もしくは乾燥されたエリアで汗をかいたとしてもすべて蒸発する条件がある場合のみ。登山などで上着で覆ったり、ましてやドライスーツで密閉したエリアでは不向きとなる。
ということを知らないダイバーはごく多い。この前も海で問われたので、その旨伝えると感心された。ダイバーはこういう点、無頓着(不勉強)だ。
で、ちょうどよさげなポリエステルのパンツが1つだけあって、しかもサイズが私にあっていたので即買い。価格 ¥3,900 。
裾が開いているのでドライスーツを着るときにずり上がるので、自転車屋で売っている裾絞りを別途買いました。
今度は上半身のウェアを探す。
同様のポリエステル素材の上着を探したが、安いのが見当たらず、ちょっと高価だが、Fine Track のジャケットを見つけた。胸板の厚い私にはギリだったが….それがこれ。
「高価である」といったが、元値は3万円を超える代物だったようで、それが¥18,000 だったので、お買い得ではある。普段着日も使えそう。寒いので着て帰りました。
専用のドライスーツインナーを検討していたが、これで十分な気がしてきた。
とりあえず今期はこれを使っていこうと思う。