ご存知の方も多いかもしれませんが、老舗のリブリーザー Inspiration が進化している様子。
私が所有している、Inspiration Claasic はもう存在せず、そして、Evolution という名称もなくなり、
全て「Inspiration」の名称で、
Inspiration XPD (かつてのInspiration Vision Electronics, 2.5kg キャニスター, 3Lタンク)
Inspiration EVP (かつてのEvolution Plus, 2.5kgキャニスター, 2Lタンク)
Inspiration EVO (かつてのEvolution, 2kgキャニスター, 2Lタンク)
という名称になっていた…
コンピュータディスプレイもShawater のようになったし、NERD(Near Eye Remote Display) に該当するような機能
も追加された。
オプションの二酸化炭素センサー、バックマウントカウンターラング、バッテリーも強化された様子。
ウィングも新しいものが用意されている….
有名どころのリブリーザーで音による警告が鳴る数少ないリブリーザー。
仕様自体は、現在の最新のリブリーザーに追いつこうとしているようにうかがえる。
強いて思うところですが、全体的に堅牢性が低いのと、重量バランスが悪い。
ブリージングホースやキャニスターの堅牢性が低いのと、
ユニット全体としてのウェイトバランスなどが気になるところ。
デフォルトではまずいと手を入れる人が多数。(結果余計にお金がかかる)
筐体もちょっと大きめで、伝統のボディーカバーも片側開きになって、
ペネトレーション時の破損時に気になる。
フロントカウンターラングの場合、前面のマニュアルバルブは便利ではあるが、
バルブ自体の堅牢性が低く、でっぱりによりひっかける可能性もあるように思える。
(実際ここを破損したという事故を聞いたことあり)
バックマウントカウンターラングも出ていますが、見たところホース周りの処理が
乱雑で、あまりすっきりした印象を得ない。(使っていないのでわかりませんが….)
極狭い環境へのペネトレーション(Cave, Wreck)を考えているのであれば、
バックマウント・カウンターラングは選びたいところ。
ちょっとホース周りがごちゃごちゃしているような気がしなくもない….
筐体回り、マニュアルバルブ、ブリージングホース周りの堅牢化、
および、ユニット全体としての重量バランスを見直せば、とは思うが…..
まだまだ、Inspiration ブランドは続く….のだろうか…