カービング・スキーがメジャーになって数年、
近頃、ロッカースキーというものが出始めているという。
ロッカーとは、通常スキー板のトップとテールがが下にブーツ部分が盛り上がって反る形のもの(キャンバー)に対して逆に反ったものを言う。
通常のキャンバー・スキーは、踏み込むとトップとテールが雪面に食い込んでいくのに対し、
ロッカーは、踏み込むとトップとテールが浮く形になるため浮力を多く確保でき、エッジが引っかかって
持って行かれることがなくなり、板を自由に回しやすくなる。反面、キャンバースキーのように
踏み込めば簡単にカービングする、ということはなくなる。
カービングスキー以前のズラシを使ったターン技術などがいることになるが、
パウダーなどで浮力を生かせることができる。
SALOMONからもロッカースキーは出ているみたい。
http://item.rakuten.co.jp/websports/c/0000001320/?scid=rm_192904
で、単にロッカースタイルではなく、トップとテールのところだけキャンバーのかかった
キャンバー・ロッカー なるスキーも出てきているという。
スキーも色々多様化してきて、進化し続けてますね。