以前に紹介していた Kiss Sidekick には、SCR と mCCR が存在する、
とさらっと記載していますが、SF2 Sidemount と並びシンプルさ、軽快さから、実践で使う人も多いようだ。
Abaco Cristal Cave の開発者である、Braian Kikock もSideKick mCCR を使用している。
mCCR であることから内部の作りもかなりシンプル、PO2 コントローラーがないためフィッシャーケーブルによるPO2モニターを行うのみ。
ユニット本体がSF2よりも小型であるため、酸素シリンダーをユニットに固定して使うConfigurationが殆ど。
そのやり方は、ワタクシ、SF2 Sidemount でもConfiguration 2 として実践している。
DSV に関しては、バックマウントスタイルのものを流用している感じで横に出ているわけでちょっとかさばるが、実はブリージングホースが横に長く出ているため、これが浮力になりあごの負担が軽くなるそうだ。
ただ、これもSF2 DSV のようにIn/Out ともに下に出る形のものに変える人は多い。
電子制御でのPO2コントロールがない分シンプルで壊れるカ所もなく、いきなり機能停止、なんてこともなく、メンテナンスも楽、タフである。
ただ、SF2 と共通して サイドマウント ・リブリーザーのConfiguration はバランスを考えて塾講する必要がある。