今回、沖縄のNo Limits 代表 近藤さんの下で新世代リブリーザー rEvoⅢの講習を受けた。
http://afghanfst.com/evlgs/2013/0412D/
rEvoⅢは、mCCR(CMF機能) とeCCRの機能が搭載されたHybrid CCRとして分類される。
カウンターラングは、ステンレススチールのハウジング内に搭載されるバックマウントスタイルで、またユニットの薄さも加えると極狭環境への対応は随一かもしれない。
スクラバーが二重構造になっている点もほかのリブリーザーにはない構成。
Trimix仕様としてアウトボード接続できるコントロールブロックをはじめから搭載した。
コンピューターはSheawater Predetor で見やすく、HUDも搭載。
最大HUDは2つ搭載できる。
酸素センサーは最大5つ搭載可能で、e-CCR機能としてのコントローラーはそのうち3つで行う。
CMF機能をストップさせて、e-CCRのみで動作させることも可能。
カウンターラングに直接接続されたキャニスターは、シンプルかつ、
呼吸抵抗も最小限にする構造。
ただし、仰向け時はバックマウント・カウンターラングゆえの呼吸抵抗増加は
伺える。
また、カウンターラングに排水機構が基本的に無い点、
および、CMF機構によりバルブオープン時は定量酸素フローがあるので、
ベイルアウト時などループ呼吸を行っていないときは、酸素バルブをきちんと閉める習慣の必要性(逆に咥えるときには、ちゃんとあける確認が必要。)
は、気をつけるべき点でもある。
にしても、多くの斬新な意図が表現されている現時点では他にはない面白いユニットである。